株式会社ワッセイソフトウェアテクノロジ
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お知らせ NEWS RELEASE

2015/01/20

「Phantosys Centre(ファンタシー セントレ)」 販売開始のお知らせ

ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは、、センター側から小中学校のPCやダブレットPCを一括管理できる教育センター様向けに特化した集中運用管理システム「Phantosys Centre」を発売いたします。

教育関連でNo.1の実績を持つシンクライアント「Phantosys」を核とした新たな運用管理システムで、各地に点在する小中学校のPC環境を統一することにより、教育情報化における長年の課題の抜本的な解決が可能です。

Phantosys(ファンタシー):
ネットワークブート型シンクライアントOS。日本シェア第1位(当社調べ)。

開発の背景

教育情報化の重要性は言うまでもなく、21世紀にふさわしい学校教育の実現を目指した「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(H26〜29年度)」においても、平成29年度まで単年度1,678 億円(4年間総額 6,712 億円)の地方財政措置が講じられるなど、国の明日を担う重要な施策として位置付けられています。

教育のIT化に向けた環境整備としてさまざまな施策が遂行される中、教育現場のITに深く関わってきた弊社としては「教育の機会均等にまずITを活用すべき」との強い想いを抱いています。具体的には「点在する小中学校の教育情報化水準を、ITを活用して一斉に引き上げることができる」ということです。

周知のように小中学校は各地域内に散在しており、学校ごとにIT環境は異なります。また各学校が抱える端末の維持管理には多くの労力と経費が費やされ、先生方のITスキルもまちまちです。学校によって端末の種類や状態が異なることも多く、これが授業の内容にも影響してきます。ITが進化するに従ってそのメンテナンスコストも増大するなど、学校の情報化にもさまざまな課題があり、IT先進校がある一方ではそうでない学校も多く、格差は広がる一方です。

教育情報化におけるこれらの問題を解決して地域内の学校すべてのIT環境を統一すべく開発したのが「Phantosys Centre」です。センター側で各学校の端末イメージを管理しメンテナンスを行うことで、すべての学校で常に最新のIT環境が享受できると共に、端末の維持管理を容易にし、メンテナンスコストを削減します。

概要

全端末をイメージで管理することが「Phantosys Centre」の最大の特長です。センター側ですべての学校における端末イメージを把握し、イメージのメンテナンスもセンター側で行います。端末の運用中などいつでもイメージの更新処理が可能ですので、更新したイメージを実際に適用するまでの時間を短縮して授業環境を改善、またセキュリティパッチの適用なども迅速に行えます。

無線LAN環境に対応していることも大きな特長で、有線LANポートを持たないタブレットPCなどでも問題なく利用できます。モバイル端末環境におけるネットワークの無線化が急速に進んでいる一方では、無線LAN環境では端末のメンテナンスが有線LANに比較すると時間や手間がかかることから、教育現場での無線化は一般企業ほど浸透していないのが現状です。「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画」の中でも、ネットワーク整備の目標として「超高速インターネット接続率及び無線LAN整備率100%」と明記されており、教育情報化における無線LANの活用は緊急の課題となっています。「Phantosys Centre」を採用することで、無線LAN環境を含む教育の情報化がさらなる進化を遂げることになります。

特長

  1. ネットワークブート方式によるOSの一元管理
    ネットワークブート方式では、PCが起動するOSをイメージとして管理します。「Phantosys Centre」は、このイメージ・テクノロジーを利用して、クライアントPCのOSやアプリケーションの更新・追加をセンター側で行います。このイメージを利用して、各学校のクライアントPCが起動します。学校間でのバラツキをなくし、セキュリティポリシーを統一できます。
  2. タブレットPC対応
    これまでシンクライアントは有線LANを基本として運用されていました。しかし「Phantosys Centre」では独自のローカルキャッシュ技術によって、無線LAN環境のみでのイメージ更新が可能ですので、無線LANポートを持たないタブレットPCも問題なく利用できます。またバックグラウンドでのイメージ更新が可能ですので、授業中など更新のために運用を中断する必要はなく、更新の手間を大幅に軽減します。
  3. 低速LAN回線に対応
    センター側で更新したイメージは、各学校に差分のみを配信しますので、実際に通信するデータ量は大幅に軽減されます。しかも低速な回線にも対応していますので、ネットワークへの負荷を軽減し、通常業務への影響を最小限に抑えます。
  4. 分散管理による安定運用
    OSイメージは、センター側、各学校、クライアントに分散されますので、回線やシステムに万一障害が発生しても授業が止まることはありません。システムの運用管理は、分散更新に対応した専用の統合管理ツール「Conductor」を利用することで多拠点での運用が可能です。
  5. NASサーバ対応
    RAID6による高性能ストレージを搭載したNAS型サーバに対応しています。このNAS型サーバに授業のデータも保存することができますので、ファイルサーバ等が不要となり、システムコストを低減します。

Phantosys Centreの新機能

Phantosys Centreはイメージの集中管理を実現するために、現行のPhantosysに対し、次の機能を新たに搭載しました。

  1. 帯域制限機能
    限られたWAN回線や無線LAN帯域で多数の一括更新を行うため、他のネットワークサービスへの影響を抑えるため、帯域制限機能を追加しました。これにより、運用中でのイメージ更新も可能となります。
  2. UEFI対応
    Windows8.1タブレットに対応するため、UEFIに対応しました。
  3. タブレットPC対応
    Phantosysはネットワークブート方式をベースとしていますが、普及型のWindowsタブレットPCでは、有線LANポートを持っていません。接続するには、USB-LANアダプタが必要になります。しかし、USB-LANアダプタを使った場合、USBの初期化を行わないとLANが使えず、LAN経由でOSを起動することができません。このため、Phantosysのフルキャッシュ機能を拡張し、直接イメージをキャッシュにコピーすることで、OSをネットワークブートしなくても、フルキャッシュしたイメージから起動させることを可能にしました。初期イメージのキャッシュが完了すれば、以後の更新は、Phantosysの機能を使ってWindowsのバックグランドでイメージ更新が可能になります。
  4. 教育センター様専用統合管理ツール「Conductor」の開発
    大きな市では数十校から百校以上の小中学校があり、数千台の端末を管理する必要があります。このため、統合管理ツール「Conductor」を拡張し分散対応の専用の管理ツールを開発しました。センターで更新したイメージの学校への配信後のPCへのイメージの適用を学校単位で行えるため平行した処理が可能となります。さらに、分散処理をするためWAN回線の負担も軽減され、センター側も負荷を軽減できセンター側も仮想環境などコンパクトにできます。実際の運用はスケジュールで自動的行われますが、複数の学校をまとめたりなど、多数の学校を効率よく管理できるよう運用面での工夫された仕様になっています。
  5. NAS型サーバーの提供
    各学校にサーバーを学校に置くことはコストアップにつながります。そこで、サーバーにNAS機能を持たせることで、イメージだけでなくユーザデータの保存し、サーバーの有効利用を図ることでシステムコストを低減します。

推奨環境例

推奨環境例

「Phantosys Centre」推奨環境例
https://www.wasay.co.jp/phantosys_centre/

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