株式会社ワッセイソフトウェアテクノロジ
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お知らせ NEWS RELEASE

2011/06/29

販売開始のお知らせ 「Phantosys 2 LV」

ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは、2011年7月1日から、高性能シンクライアントOSの新製品「Phantosys2LV」を発売いたします。新世代のシンクライアントOSとしてご好評をいただいています「Phantosys2」に、クライアントログ管理ツール「LogVillage Lite」を標準搭載したもので、最強のシンクライアント環境を手軽に実現することができます。

記憶装置を持たない端末をクライアントとして利用するシンクライアントは、ディスクレスによる故障率の低減や、クライアント端末からの情報漏えいを防ぐセキュリティ効果に加えて、クライアント端末をサーバー側で一元管理できるTCO削減効果が大きなメリットです。特に最近は、多数のクライアント端末の管理を効率化してTCOを削減するための抜本的解決策としてシンクライアントを導入する企業や組織が増えています。

この需要に応えて2008年に弊社が発売したネットワークブート型のシンクライアントOS「Phantosys」はおかげさまで多くのユーザー様からご好評を得まして、これが64ビット対応版の新製品「Phantosys2」へと引き継がれ、市場からはネットワークブート型シンクライアントOSの定番としてのご評価をいただいています。

この「Phantosys2」を多くのユーザー様にご使用いただく中で、クライアント側で行うさまざまな操作のログを自動的に収集して管理できる機能への要望が高まってきました。これは、データやプログラムのすべてをサーバー側に格納して管理するシンクライアントの本筋から考えれば極めて当然の要望です。この要望に応えるべく、シンクライアント環境に最適のクライアントログ管理ツール「LogVillage Lite」を標準搭載し、最強のシンクライアントOSとして完成したのが「Phantosys2LV」です。

※第2回教育ITソリューションにてデモンストレーション致します。
2011年7月7日(木)〜9日(土) 東京ビッグサイト西ホール 小間番号14−14

株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー
営業部 大阪市中央区内平野町1丁目5-5 内平野町ビル7F
TEL:06-6944-8901 / FAX:06-6944-8885
E-mail:eigyou@wasay.co.jp ※@は半角に変換してご使用ください。

クライアント管理ツール「LogVillage Lite」

「LogVillage Lite」は、クライアント側に負担をかけないエージェントレス方式が特徴で、シンクライアント環境には最適のクライアント管理ツールです。
管理ツールは一般的に、管理する側(マネージャ)と管理される側(エージェント)とで構成されます。エージェントレス方式とは、管理される側のエージェント・プログラムが不要な方式で、サーバー側のマネージャ・プログラムのみで動作します。クライアント側に常駐プログラムがないので、クライアントPCに負担をかけることがなく、クライアント環境を変更する必要がないので、導入や運用がきわめて容易です。

「LogVillage Lite」の機能

  1. Webアクセス履歴
     IEやFireFoxによるWeb閲覧履歴を収集し、誰が何時どのWebサイトを閲覧したかを把握できます。
  2. ログオン/オフ履歴
     クライアントのログオン/ログオフ履歴を収集し、誰が何時どのクライアントにログオンしたかを把握できます。ユーザー別のクライアント利用時間の把握も可能です。
  3. 印刷履歴
     クライアントからの印刷履歴を収集します。プリンタやユーザーグループ単位での印刷枚数の把握も可能です。
  4. イベントログ履歴
     各クライアントで発生するエラーや警告のイベントを収集します。障害の早期発見や分析その他、クライアントで発生している事象を把握できます。
  5. ブラウザ管理
     Webブラウザで管理/監視ができますので、離れた場所からでも状況把握や管理が可能です。
  6. アラート機能
     ブラックキーワードを登録することで、そのキーワードを含むサイトへのアクセスを検知すると、禁止操作を行なったクライアントの画面に警告ダイアログを表示できます。
     管理者側には、ブラックキーワードを含むサイトを閲覧した場合に知らせます。ログオン禁止アカウントを設定することで、禁止アカウントでログインした場合に知らせます。指定したタイプ・ソース・内容のイベントが発生すると知らせます。
  7. オプション機能
     セキュリティ管理、稼働管理、資産管理などのオプション機能を用意しており、さまざまなログの収集と管理が可能です。ライセンスの追加によって、シンクライアント以外のクライアントをまとめて管理することも可能です。

「Phantosys2LV」概要

「Phantosys2LV」は、ネットワークブート方式のシンクライアントOSです。サーバー上に仮想ディスクを設定してネットワーク経由で仮想ディスクのOSを起動するネットワークブート方式は、既存のPCをそのままシンクライアントとして使える手軽さや、サーバー側の負担が少なく、大容量アプリケーションも快適に稼働するなど、シンクライアントの中でも急成長を遂げている方式です。

「Phantosys2LV」は、新たな発想によるイメージ管理を最小のディスクスペースで実現しました。マルチレイヤードノード方式により、一つのディスクイメージの中に異なるOSや環境をいくらでも持つことができます。管理に必要な画面イメージを瞬時に作成することができ、これらのイメージを自由に選択して起動できるなど、従来のネットワークブート方式では実現できなかった多様な運用スタイルを提供します。

メンテナンスの手間を軽減したい、情報漏洩対策を講じたい、複数のOS環境を利用したい、どんな使い方をしてもいつも同じ環境から始めたい、もしもの場合の復旧は迅速でありたい、シンクライアントといえどパフォーマンスを下げたくない--というユーザーには「Phantosys2LV」が最適の選択肢です。

「Phantosys2LV」の特長

「Phantosys2LV」は64ビット対応のシンクライアントOSです。32ビットから64ビットへの流れは時代の趨勢ですが、「Phantosys2LV」の場合はイメージをふんだんに利用するだけに、32ビット時代の約3GBというメモリ制限からの解放は大きなメリットとなります。シンクライアントOSの可能性を開き、操作性をさらに向上させるという意味で、「Phantosys2LV」の64ビット対応は大きな意味を持っています。

ネットワークブート方式のシンクライアントを利用するには、まずサーバー上にイメージを作成する必要がありますが、このイメージ作成が簡単に素早く行えることが大きな特長です。イメージの更新は1台を更新すればOKですので、メンテナンス時間が大幅に短縮し、安定したシンクライアント運用が可能です。クライアントには通常のPCを使用しますので、マルチメディアやCADなど負荷の大きなソフトウェアもストレスなく使用することができます。

一つのイメージに複数の起動イメージを持つことができます。学校などでは授業に応じてイメージを切り換えるなど環境に応じた使い方ができます。また問題が生じた場合など、正常なイメージから起動させることが可能です。新たなイメージが必要な場合は、現在の状態からすぐに作成できます。作成したイメージ群の中間層にあるイメージの変更や削除はいつでも可能で、クライアントの稼働中でも問題なく行えます。

クライアントの起動は、サーバー側でイメージを指定して起動することも、クライアント側でメニューを選択して起動することも可能です。再起動させる際に前回の起動状態を維持して起動する「手動復元モード」を備えており、いつでもクリーンな環境で起動することができます。ソフトウェアのインストール実習などでも後処理が極めて簡単です。

クライアントのハードディスクの一部をキャッシュとして利用する「ローカルキャッシュ機能」を備えています。この機能を利用することで、大容量データを使用するCADなどでの処理速度の低下を防ぐと共に、サーバーやネットワーク負荷を軽減することができます。キャッシュはセクターベースですので、PCが盗難にあっても元のファイルを復元することは極めて困難です。この機能はローカルOSとの共存も可能です。

複数のサーバーを設置して、サーバーの障害時に他のサーバーからクライアントを起動してダウンタイムを最小化するなどの冗長化が可能です。また複数のサーバーにクライアントを割り振ってサーバーの負荷を分散するなど負荷分散(ロードバランス)が可能です。

Atum版に搭載しているデバイスブロック機能では、クライアントのUSBポートや外部記憶デバイスへのアクセスを禁止します。デバイス経由での情報の持ち出しを制限することによって、強固なセキュリティ構築が可能です。